桐野夏生さん選考の受賞作が決定！ 『第３４回 Ｂｕｎｋａｍｕｒａドゥマゴ文学賞』著者サイン入り受賞作品プレゼント

Fino２０２４年１０月号 掲載

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『Bunkamuraドゥマゴ文学賞』は、パリの『ドゥマゴ賞』（1933年創設）のもつ先進性と独創性を受け継ぎ、既成の概念にとらわれることなく、常に新しい才能を認め、その発掘に寄与したいと1990年に創設されました。受賞作は毎年“一人の選考委員”によって選ばれ、選考委員の任期は1年。桐野夏生さんが選考委員を務める今年度（第34回）の受賞作は、ノンフィクション作家・高野秀行さんの『イラク水滸伝』に決まりました。桐野さんは「『イラク水滸伝』は掛け値なしに面白く、かつ巨大な労作である。Bunkamuraドゥマゴ文学賞の選考委員に任じられてからの一年間、フィクション、ノンフィクションを問わず、様々な本を読んだが、スケールと深さにおいて本作に敵うものは見出し得なかった」と評しています。受賞を記念して、著者・高野秀行さんのサイン入り受賞作品に記念ピンバッジを添えてプレゼントします。